北投温泉に行ってきたよ。日本統治時代の天狗庵・鉄道部員が建てた寺院や児童楽園巡り。

台北近郊

台北周辺の2大温泉の北投温泉に行ってきました!日本統治時代関連の建物も多く残っており、新しい発見も沢山出来ました!ちなみに台北からアクセスの良い温泉地ウーライは「秘境」北投「都市型」というような印象でした!

お知らせ

北投温泉とは

MRTの淡水線「北投」駅から1駅乗り換え「新北投」周辺が温泉地です。

1894年にドイツ人硫黄商人によって温泉が発見されたと言われています。また日本統治が始まった翌年の1896年に大阪商人の平田源吾により北投初の温泉旅館が開かれました。その後も日本統治時代には湯治場として栄えていたそう。現在は、観光地化が進み週末では多くの人々でにぎあっています。

現在の加賀屋=北投初の温泉旅館「天狗庵」

2010年に石川県の加賀屋が北投に温泉旅館を作ったことは有名。ここは元々北投初の温泉旅館「天狗庵」があった場所。現在もその天狗庵についての展示等があります。

この古石段は、120年以上の歴史があるものだそう。当時の写真等も展示されています。またここを開いた平田源吾氏は、日本統治が始まった1895年に北投を訪れ、北投温泉の効能を自らの膝の古傷と脚気療養で体感し、翌年に天狗庵を開かれたそう。

北投を発展させた井村大吉

天狗庵の展示の道路向かいに、1つの石碑があります。日本統治時代に台北庁長として大型レジャー地域として発展させるために「北投温泉公共浴場」および「北投公園」を企画した井村大吉氏について記載されています。

以前は、胸像が北投公園内に設置されていたそうですが、現在は中華民国統治下で孫文の胸像にすげ替えられてしまっています。

北投温泉博物館

先に述べた「北投公共浴場」が現在は温泉博物館として一般開放されています。入場無料・月曜休館です。

「小浴場」主に女性が使用していたそう。当時1人で女性が温泉に入ることは殆どなく、どちらかというと家族風呂に近いそう。

「大浴場」男性利用した場所。ローマ式の「立ち湯」となっています!カッコイイ。諏訪湖にある「片倉館」も立ち湯があって、しかも現役で入ることが出来ます!立ち湯にご興味がある方は是非以前のブログ記事も参照下さい!

昭和天皇が皇太子時代に訪れた記念碑のある瀧乃湯

現在でも日帰り温泉として利用することの出来る瀧乃湯。一人150元で入浴可能です!以前一度入浴したことがありますが、体を洗う場所等はないので温泉に入るだけの施設です。そして信じられないくらいお湯の温度高いのでご注意を!(笑)

この階段を上がり、右に曲がった中庭に記念碑があります。

こちらは、のちの昭和天皇が皇太子時代台湾行啓時に建立。元々は別の場所に建立されていたが、台湾の人たちの手で現在でも保存状態の良いまま佇んでいます。

鉄道職員によって建てられた「普済寺」

1905年に真言宗の寺院「鐵真院」(てっしんいん)という名前で開かれたそう。

敷地内には、この「鐵真院」を開く際に尽力した鉄道部運輸課長であった村上彰一について刻まれた石碑が現存している。

石段は日本統治時代に建設されたもののよう。少し発見しずらい場所にありますが、とても歴史的にも興味深い場所でした!

北投児童楽園

こちらも日本統治時代に建設された子供向けの施設。日本統治時代には石で作られた滑り台と猿が入れられている大きな檻で有名だったそう。現在は、滑り台とブランコがある高台の公園。

地熱谷

北投には、地熱谷と言われる源泉が見学できる場所があります。すごい硫黄の匂いと熱気。元々源泉は75度でPh1−2の酸性。THE温泉の香り。周辺には温泉卵等も販売あり。

日本統治時代の駅舎

日本統治時代1916年に作られた駅舎。こちらは鉄道が廃線になった後に、彰化にある台湾民族村に1度移築されたが、2017年にMRT新北投駅横に再度移築されオープン。とっても綺麗!

まる子
まる子

北投は日本時代の歴史を色濃く残していました。

北投といえば温泉図書館と博物館をメインに回ることが多い印象ですが、今回は日本統治時代に尽力した人にフォーカスを当てて巡って来ました。北投はアクセスも良く、観光スポットが密集しているのでとっても周りやすいです!是非行ってみてください〜!